未成年者控除

未成年者控除とは

未成年者控除とは、20歳未満の未成年者が相続人の場合に、相続税額から一定の金額が控除される制度です。

課税対象額から控除されるのではなく、納める税額自体から直接金額を差し引きます。

 

未成年者控除の要件

・相続または遺贈により財産を取得している
・相続、遺贈で財産を取得した時に「日本国内」に住所がある
・相続、遺贈で財産を取得した時に「20歳未満」である
・相続、遺贈で財産を取得した人が「法定相続人」である

要するに、日本に住んでいる未成年者の法定相続人がこの未成年者控除制度の対象となります。

 

いくら控除できるの?

控除される税額は、次の計算式によって求めます。

未成年者の控除額=(20歳-相続した時の年齢)×10万円
※相続した時の年齢は、1年未満の端数を切り捨てます。
 20歳まで1年未満のときは、1年として計算します。

もし、その未成年者の相続税額より控除額が大きくなってしまい控除しきれない場合は、その未成年者の扶養義務者で同じ相続人の立場の人であれば、控除しきれない部分を自分の相続税額から控除できます。

一般的には親権を持つ親が該当します。

この記事を担当した税理士

いわみ会計事務所

代表

岩見 文吾

保有資格

公認会計士・税理士・行政書士・FP

専門分野

相続・会計

経歴

いわみ会計事務所の代表を勤める。大手監査法人での勤務を経て、2013年にいわみ会計事務所を開業。会計監査業務のみならず、相続に関しても年間200件近くの相談に対応するベテラン。その他、相続に関する多数のセミナー講師も引き受けている。


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