Q&A 死後離婚をすると、遺族年金や遺産などの相続権はどうなる?

Q. 夫の家庭内暴力に悩まされ、義父母からも嫌がらせを受けてきました。夫が亡くなったので死後離婚をしたいと思います。夫の遺族年金や遺産はもらえなくなりますか?

 

A. 相続開始時(=被相続人が亡くなったとき)に配偶者であれば、死後離婚、つまり姻族関係終了届を提出しても、相続権が消滅することはありません。遺産や遺族年金は、死後離婚後も引き続き受け取れます。

 

 

“死後離婚”とは造語です。

亡くなった配偶者と“離婚”することはできませんが

『配偶者が亡くなった時点で生存配偶者が姻族関係を終了させる意思を表示すれば、婚姻関係は終了する』と、民法728条2項で定められています。

 

配偶者が死亡しただけでは、配偶者の親族との姻族関係は継続されているので

“姻族関係終了届”を提出することで、姻族関係を解消することができます。

 

 

民法882条によると、相続は亡くなった時点で開始されます。

つまり、被相続人が亡くなった時点で配偶者であれば、法定相続人であると法律に定められています。

そのため、姻族関係を終了したからといって、遺産や遺族年金がもらえなくなることはありません。

 

業務上の事故で配偶者が亡くなった場合に支給される遺族補償年金も同様に受給することができます。

 

仮に、配偶者の死後すぐに姻族関係終了届を提出したとしても、相続権は維持されるので、

相続で不利益を被ることはありません。

 

また、生前贈与で遺産をすでに受け取っている場合も、影響はありません

(遺留分権利者の遺留分を侵害する場合、減殺請求の対象になる可能性はあります)

 

 

もしも他の相続人から「姻族関係がないのだから、遺産を返却しろ!」などと言われたとしても

遺産を返却する必要はないのです。

 

 

 

相続について、気になることや悩んでいることがあれば、お気軽にご相談ください。

お知らせの最新記事

お気軽にお電話ください お気軽にご相談・お問合せください 0120-70-2306 受付時間 8:30-20:00 つながらない場合 043-306-2306まで 無料相談の詳細はこちら

サポートメニュー ~残された家族が安心の相続を実現するために~

相続の生前対策をお考えの方のサポート

  • 円満に相続してもらいたい 生前贈与・遺言のご相談
  • 少しでも税金を抑えたい 相続税の節税対策
  • 生前に財産を贈与したい 土地・建物の相続対策
  • 子供の納税負担を減らしたい 相続税の納税資金準備

相続が発生した方のサポート

  • 相続税。どうしたらいいの? 相続税のご相談
  • 相続税の申告が必要かどうかわからない 相続税無料シミュレーション
  • 申告期限が近づいている方へ 最短2週間スピード申告
  • 相続って何から始めたらいいの? 相続発生後の手続き
  • 相続税の申告はどうしたらいいの? 相続税の申告方法
  • 相続税の納付はどうしたらいいの? 相続税の納付方法

不動産に関するサポート

  • マイホームをお持ちの方へ 自宅評価額無料診断プラン
  • 農地をお持ちの方へ 農地相続プラン

その他のサポート

  • お勤めの方へ サラリーマン応援プラン
  • 公務員・元公務員の方へ 公務員の方向けプラン

解決事例

PAGE TOP